こおろぎ'73結成35周年記念企画

これっくらいのおべんとうばこ

弁当を作るなら入れ物も手作りしてしまえ、ということで…

木地

元の木地は、こんな感じ。
(生漆を3回塗りこんだところ)

かみあわせが緩かったので、紐を貼って調節。
この後サビ付け。

側面にもサビを付けて、重ねたときの上下のズレを無くしました。


蓋の蒔絵

下絵を写し、色漆が乗りやすいように、塗る面を荒らしたところ

1回目、塗ってみたところ

 

2回塗り重ねた後、金粉を蒔いてみた


完成

蒔絵二重弁当箱 ~これっくらいのおべんとうばこ~
材質 : 栃、漆、金
サイズ : 18.3×13×9(センチ)
非売品

ちなみに、全ての塗りの工程には、乾かして研ぐという作業が付いてくるので、制作期間は二ヶ月ぐらいかかってます。
ある意味、手編みのセーターよりも念がこもってます(怖っ)

図案は言うまでもないですが、「これっくらいのおべんとうばこ」の歌詞をソロ歌唱者に”なんとな~く”反映させてみてるってことで…ヨロ。

by Kaname (2007.8.5)

 

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