明日に架ける橋 ~22日
昼の部~
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朝から、あいにくの雨でしたが、客席数747のシアターコクーンは、ほぼ満席になっていました。立ち見のチケットも出ていたとか…? ちなみに、こおろぎ女たちの座席はF-4、5、6、7。左側ブロックの前から9列目でした。 コンサートは当時の番組を再現するような構成になっていて、冒頭、いきなり客席の後方から、オリジナル・ヤング101の皆さんが舞台へと駆け降りてきました。 さて、「ステージ101
テーマソング」で幕を開けたコンサート、2曲目はいきなり
「涙をこえて」でした。私は、この歌のことを、ラストの盛り上がりに
さらに華をそえるような…、あるいは、アンコールで歌って会場全体で踊ってしまうような、そんな歌のようにとらえていたので、こんなに早々と出してしまってもいいの?
と思ってしまいました。だけど、そのおかげでホールはあっという間に101の空気に包まれていったのでした。リハーサルでゆっくりに感じたテンポは、ここではそんなことなかったです。これまでCDなどで聴いてきた
「涙をこえて」と同じイメージのままに思えました。 「Up up and
away」からは、番組内でよく歌われてきた歌をメドレー風に紹介していく感じでした。かつては、「ステージ101」では洋楽を日本語の歌詞で歌っていたと聞いたことがあるんですが…そういうのとは、また別物なんですね。全て英語でした。 4曲目の「Proud Mary」のあたりになって
ようやく私は、岸さんはマイク係らしいと気付きました。マイク位置を移動させるときって、必ず岸さんがマイクを持って歩いているじゃありませんか。ゆったりした歩みが、余裕アリアリに見えてよかったです(笑) ゆったりといえば、岸さんのダンスも、振りは小さいのに
どこかそんな感じがしました。背の高い方なので、それが合っていると思いました。逆にセカセカと大きく動かれていたら、すごく浮いた存在になっていたことでしょう。まきさんの方は、なんだかとても嬉しそうな顔をされていて、ハツラツという感じでした。
「涙をこえて」でピョンピョン跳ねられている姿は、とても楽しそうでしたし、最後まで元気一杯に見えました(笑) 「Place in the Sun」では、一城みゆ希さんのソロに、ピーカブー(黒沢裕一さん、藤島新さん)と、チャープスがコーラスを付けるという、一部アニメファンが泣いて喜ぶような(?)貴重な光景が繰り広げられました。いやいや、アニメファンに限らず、これは注目すべきシーンだと思いました。ピーカブーが揃ってコーラスという場面は、このコンサートが無ければ実現しなかったかもしれないので、TV放送を録画された方は、一度、そのあたりをチェックしつつ観なおしてみてくださいね! 階段状のセットに思い思いのスタイルで座ったり立ったりして、リズムをとりながらソロを聴いているヤングのみなさんも、かつての番組風で良かったです。(<写真でしか見たことないんですが) 岸さんは右側の階段脇に立たれて、軽く体を揺すりながら指を鳴らしていらっしゃいました。<どうしても目がいってしまうらしい さて、ちょっとだけ楽しみにしていた「Aquarius」。ここでは、岸さんのソロがあるようにプログラムに書かれていました。でも、これがワンフレーズだけなことを、リハーサルを観ていた私は知っていたのです。だから、そこだけは絶対聞き逃さないように気合入れてましたとも!(笑) 後のTV放送でも、この ちょいソロの部分が出てくるときはドキドキしながら観ていました。だけど…う、映ってないじゃないですかー(苦笑) 当然、名前表示も無し。あまりに短いからテロップは期待しすぎだとしても、スパーンと1ショットで抜いてくれなくては!!! (岸さんがTV画面にアップになりたいかどうかはさておき、ファンの立場として、ここはひとつダメ出しをしておかなくては!)
もうひとりの
元こおろぎ'73、まきさんの見せ場は「D51」でした。まきさんのギターに、ロビーで売られていた公演グッズの101ベアがぶら下がっているところがお茶目でした(笑)広い舞台の上、田中星児さんと
お二人だけでスポットライトを浴びて歌っていただけるなんて、なんて贅沢な場面だったんでしょう。欲を言えば、もう少し客席がのってくれていたらなあと思いました。あの「ワッセ、ワッセ…」の掛け声のところです。観客がきちんと反応を返すことも、コンサートを盛り上げるための大切な要素ですもんねえ。…って、ちゃんと声を出せなかった私が言うのもなんなんですが…。<こらー (後ろに、盛り上げ役のメンバーがいてくれたら、もう少し違ったかも?(^^;)) そういえば、ちょっとしたハプニングがありましたっけ…。田中星児さんがお一人で舞台上に出ていらしたとき、上手(だっけ?)の方で何か「カーン」と大きな金属音がしてしまいました。そこで田中さんがすかさず、「なんでしょう? ご愁傷様って感じですが」と、笑いに持っていったところがさすがでした(笑) 再びミーハー・モードにもどって感想を…。(ずっとミーハーな視点でしか物を言ってないくせに…) ところで…TV放送を見ていて思ったんですが、ソロの田中星児さんや黒沢裕一さんの後ろに、ずっと岸さんが見えていたんですけど…面白いぐらい、腕や胸しか映りませんでしたよね(苦笑) ビデオ録画した その場面を見るたびに、「カメラ、もっと引け~~」と念じてしまうんですけど、なんとかしてください。<誰に頼んでるんだか 「グレン・ミラー・メドレー」では、タキシードとドレスに身を包んだオリジナル・ヤングの登場でした。年を重ねなければ出ない美しさや魅力ってあるんですよね。ステキ~(惚) きっと、中山エミさんは全身にジリジリするものを感じられていたはずです。それ、こおろぎ女の嫉妬と憧れ光線です(`´;)/ <おい あと、Kanameが個人的に気になった方々について少しだけ…。 さてさて…ヤング101Jr.のことにも触れておかなくては! (るんさんのメイキング日記は、公式サイト閉鎖後にアプリコットさん運営の夢の小舟に移転しました。(2004.11)) 舞台上のジュニアは、エネルギー溢れていて、見ていてとても気持ちよかったです。そして、私が一番好きだと思ったのは、きれいな発音の日本語で、まっすぐに歌っているということでした。ハーモニーは、きれいにまとめようとしたせいか、いささかパンチ力に欠けているように感じましたが(?)、それがかえって初々しくもあり好感がもてました。これからの活動に期待したいところなんですけど…、ジュニアの今後ってどうなるんでしょうね?
まさか、これで解散だなんてもったいないことにはなりませんように…。 ダンサーズ101も、今回の公演には欠かすことができない存在でした。それぞれの歌に華をそえてくれるだけでなく、もちろん、彼らの見せ場になるプログラムもちゃんと用意されていました。 最後、一城みゆ希さんが挨拶されたとき、また次にコンサートを開く機会を作りたいとおっしゃっていました。そう言って頂けることで、ファンの期待や夢も明日へと繋がったような気がします。 ※ 頭の中の整理ができていないので、思いつくままに書きなぐっています(汗) (2003.11.10) |